「包丁は食洗機に入れないでください」。私の中にあったこの常識は一本の包丁によりいい意味で打ち砕かれました。
結論から言いますと、我が家の包丁は食洗機に入れても全く問題ありません。
今愛用しているこのダマスカス包丁の説明書にも「食洗機NG」と書かれていますが、メーカーに問い合わせたところ「本当はOK(表記ミス)」との回答を得ました。
この記事では以下の内容を包み隠さず公開します。
- 「食洗機NG」の説明書にある意外な真実
- 本来は禁止されている「かぼちゃ」を切った時の破壊力
- フワフワのパン切り唯一苦戦したリアルな体験談
- 食洗機特有の「サビ」を一瞬で消す方法
まめごろう最後まで読んでね♪
なぜ「食洗機×最高級」なのか?私がこの条件にこだわった理由
単なる「時短」が目的なら、ホームセンターの安いステンレス包丁(食洗機対応)で十分でしょう。しかし私はそれは御免です。
理由は単純で、「切れない包丁を使うストレス」に耐えられないからです。
「切れないイライラ」と「洗う面倒くささ」を同時に消す
安いステンレス包丁(食洗機対応)は、確かに手入れは楽です。だが、切れ味は悪い。鶏肉は滑り、トマトは潰れる。あのイライラは、料理をする気力を奪います。
私が求めたのは「勝手に洗ってくれる」ことと「スパスパ切れる」の2つです。
この2つの条件を両立させる条件はたった1つ。「柄までステンレスでできた、最高級の包丁」を選ぶことだったのです。
ちなみに、「毎日の手洗いから解放されたい」という私の執念は包丁だけに留まりません。パッキンを外して奥まで洗うのが最高に面倒な水筒も、今では食洗機に丸投げできる「ガチ仕様」の物を愛用しています。手洗いの呪縛から完全に逃れたい人は、こちらも必見です。

水切りカゴは「凶器の隠し場所」。安全のため食洗機を使うべき

大抵の家庭では手洗いをした包丁を、水切りカゴに包丁を入れると思います。そして、上の写真のように包丁の上に食器を重ねてしまう人も多いと思います。
水切りカゴに包丁を置くと、こんなリスクが潜んでいます。
- 重なった食器の下で「隠し凶器」になる
- 包丁を取り出す際に食器が崩れ、破損の原因になる
- 無意識に刃に触れてしまい、指を切る大怪我に繋がる
しかし、食洗機対応であれば鋭利な包丁を隔離する「安全装置」になりえます。
余談ですが、水切りカゴで「食器が割れるリスク」を完全になくすため、我が家では高級食器すらも食洗機でガンガン洗えるタフなものに切り替えました。気を遣わずにオーブンから食洗機まで直行させられる、最強の皿はこちらで紹介しています。

70℃の高温殺菌が「清潔」のレベルを変える

このほんまもんのダマスカス包丁のレビューで
とありました。全く同感で手洗いでは死なない菌も、高温パワフル洗浄なら一撃です。脂の乗った肉を切った後のヌメリも一発で落ちます。
説明書は「食洗機NG」なのに、なぜ食洗機OKなのか
購入直後、説明書を見て「食洗機NG」の文字を見て「商品ページの説明と違うじゃん!」と絶望しかけました。しかし、結論から言います。
説明書の「食洗機NG」は無視してOK

説明書を見てください。「食洗機に入れないでください」とありますが、ここの記述は無視してOKです。
この文章を見て「手洗い」に戻ってしまう人もいるかと思いますが、これは単なる「間違い」だったのです。
メーカーに問い合わせて判明した「真実」
なぜ「無視してOK」と言い切れるかといいますと、納得がいかず、直接電話して裏を取ったからです。
そこでのやり取りがこちら
まめごろう商品ページに「食洗機可」と書いてあるから買ったのですが、説明書には「食洗機NG」と書かれているようです。。
オペレーター本当ですね。大変申し訳ございません。該当商品は食洗機対応の包丁なので安心してください。今後は説明書の修正を行ってまいります。
と笑ってしまうほどあっけない幕切れでした(笑)。でもネット上の「食洗機はやめとけ」論争に終止符が打たれた瞬間でもありました。
それを裏付ける決定的な証拠「永久に腐蝕しない」
商品タグには、プロが言っている「柄が腐る」という批判を完封する言葉が入っています。それがこちら。

これがメーカーが「食洗機OK」と言った根拠となります。木製ハンドルの包丁とは違い、物理的に腐ることがあり得ない構造となっています。
だが、ここで安心してはいけません。
「柄」は無敵でも、肝心の「刃」は話が別だったのです。
オールステンレスだからと言って、何も考えず食洗機に放り込んでお終い。というわけにはいかなかったのです。ここからが食洗機ユーザーが直面する現実です。
【レビュー】食洗機で洗い続けた包丁の「サビ」と「切れ味」
ここまで読んで「柄が腐らない」のは分かったと思います。でも「肝心の刃はどうなるの?」と疑問を持ちますよね。
そこで私が手加減無しで使い倒した「ありのままの検証結果」を見てもらいたいと思います。
トマトは透ける薄さは難しいが、「潰れることはない」

カミソリのように「スッ」と入るわけではありませんでした。少し「ギコギコ」と刃を動かす必要はあります。しかし見てほしいのは完熟トマトが潰れていないことです。
安い包丁だとグシャッとなる皮目も、潰さずに切断できています。食洗機対応でガンガン洗える包丁として考えれば、合格点の切れ味と言えるでしょう。
トマトの切れ味の動画を載せておきます↓
硬いニンジンはスパスパ切れる

一方でニンジンとの相性は抜群でした。一般的な包丁なら「ガリッ」と音がしそうですが、力を入れずに刃の重みだけで「スッ」と入っていきます。
毎日使う野菜だからこそ、「手首への負担のなさ」は本当にありがたいのです。
ニンジンを切る様子はこちら↓
説明書NGの「かぼちゃ」を知らずに切ってしまった結果

なぜかぼちゃを切ったかというと、単に「知らなかった」のです。
もう説明書みて青ざめました(笑)説明書を見ると
「かぼちゃ等は専用包丁をお使いください」と書いているではありませんか。「え?今まで普通に切っていたのですが、、?」って感じでした。
結果は「思ったより刃が入る」と感じたが、ヘタの硬さには完敗。最後は手で真っ2つに割る羽目になりました。(笑)
ただここで伝えたいのは「知らずに無茶して使っていたのに、刃こぼれ一つしなかった」という事実です。この剛性の高さこそ、最高級包丁の真骨頂であると言えるでしょう。
動画はこちら↓
フワフワ食パンは苦戦。専用包丁には敵わず「ギコギコ」切り

トマトの時は皮を突破する程度の「ギコギコ」でしたが、フワフワ食パンとなると話は別でした。
専用のパン切り包丁のように「一刀両断」とはいかず、ノコギリのように大きく「ギコギコ」と前後させて切る必要がありました。
やはり餅は餅屋。とはいえ、断面が大きく潰れることはなく、サンドイッチ用などに切る分には十分使えるレベルと言えます。
動画はこちら↓
滑りやすい「豚バラブロック」も余裕で一刀両断。食後の「ヌメリ取り」も食洗機で完璧

今までの経験上、安い包丁で最も苦手とするのが「脂身のある肉」です。理由はヌルヌルに負けて刃が滑り、切るのにストレスが溜まるからです。
しかし、このほんまもんの包丁は分厚い豚バラブロックの脂身も逃さず、綺麗な断面でスパスパと切り分けています。
さらに最高のメリットが「切り終わった後」にあります。豚の脂でギトギトになった刃は、スポンジで手洗いをしても、翌日に嫌な「ヌメリ」が残っていることが多く、これがかなりのストレスでした。だけど、食洗機に放り込めば、高温の熱湯洗浄がガンコな脂を完全に溶かし切って殺菌してくれるのです。
豚バラブロックを切っている様子はこちら↓
放置したらサビが出た!普通のスポンジでは落ちなかった

乾燥後に時間がたつと、茶色いサビが浮き出ます。これは100均で買ったスポンジで擦っても、全く落ちませんでした。
そこで、以前から買っていた「サビ落とし用のスポンジ」を思い出したのです。
「スコッチブライト」なら一撃だった
私が試したのは、コゲ落としでも有名な「3Mスコッチブライト」です。
これに水だけを含ませて、軽く擦る。そうすると、あのサビ達が一瞬で消えたのです。
サビはどうしても出るみたいなので、スコッチブライトでリセットしましょう。ズボラ生活を支える必須アイテムです。
「洗うのは機械、研ぐのは自分」に全振りすれば一生使える
「食洗機に入れると刃が痛む」。と言われていますが、確かに経験上、食洗機用の洗剤の方がサビが多く出ます。だけど、それでいいんです。
面倒な脂落とし等は機械に任せ、「研ぎは自分」という形にすれば、「時短」×「ストレスフリー」が完成し、包丁を一生ものにすることが出来るのです。
技術不要!「大体15°」を体で覚えよう
下の説明書のように、包丁を研ぐ際、教科書通りの正解は「1円玉を2枚平置きした厚み(約3mm)」です。

最初はこの説明書の通りに、砥石の下に濡れた布巾を敷いて高くするなどの準備もしていましたが、はっきり言ってめんどくさい。「これは長続きしないな」と思ってやらなくなりました。
別にまな板の上に砥石を置いても滑らないし、砥石に角度をつけようが、切れ味に差はないと感じます。
それよりも、面倒になって研ぐのをやめてしまう方が切れ味を落とす結果となります。
砥石に対する包丁の角度も15°が理想とありますが、ほぼ寝かせる感じで研いでいけば「大体15°」となり、切れ味は蘇ります。

私の「毎日1分」の包丁研ぎルーティン
研ぐ前に洗剤でサッと洗います。例えば肉の油などが砥石に付くと、包丁を研ぐ効果が半減するためです。これは経験済み。絶対予洗いをしましょう。

予洗いが終わったら包丁を研ぎます。
【手順】
- 赤い面(1000番)で大体15度の角度で研ぐ
- 一度水洗いして、砥石の粗い泥(カス)を落とす
- 白い面(6000番)で数回なでて仕上げる。
この3ステップで、最高級の切れ味は維持されます。
以下に包丁を研ぐ様子の動画を載せておきます。これでも切れ味は蘇りますので安心してください。
ちなみに、私が動画で使っているのが両面砥石です。
1000番(中砥石)と6000番(仕上げ砥石)が裏表でセットになっているため、これ1つ持っておけば安心です。
【結論】食洗機で毎日洗う前提で選び抜いた、たった1つの最適解
包丁を探しているときから「食洗機で洗える」「切れ味が良い」を絶対条件にしていました。
実際に毎日過酷な環境で使い倒してみて「モナカハンドル」と「ダマスカス鋼」がここまで私のズボラ運用に最適だとは、買ってから気づいた嬉しい誤算でした。
- モナカハンドル(中空の柄):毎日熱湯と乾燥機に入れても、絶対に腐らないし割れない。
- ダマスカス鋼の刃:かぼちゃの無茶に耐え抜く剛性と、「大体15度」の適当な研ぎで、一瞬でスパスパに蘇る回復力。
食洗機対応の最高級包丁であり、その圧倒的なポテンシャルを証明してくれたのがこの一本になります。
私がこの1本に行き着くまでの比較(落選)リスト
| 比較項目 | 【私の相棒】ほんまもん63層ダマスカス(175mm) | 【落選A】よくある量産型オールステンレス | 【落選B】有名メーカーの定番ステンレス |
|---|---|---|---|
| 刃の素材 | 63層ダマスカス鋼(ステン&ニッケル) | モリブデンバナジウム鋼など(単層) | DPコバルト合金鋼など(3層構造) |
| 柄の構造 | ステンレス一体型(モナカハンドル) | ステンレス一体型(モナカハンドル | ステンレス一体型(モナカハンドル) |
| 食洗機耐性(実証) | 完全対応(毎日熱湯・乾燥機でも無傷) | 完全対応(柄の耐久性は同じ) | 完全対応(柄の耐久性は同じ) |
| 剛性と切れ味(実測) | ◎かぼちゃのヘタに阻まれても刃こぼれゼロの圧倒的タフさ | △トマトが潰れるのが早く、硬い野菜を切ると刃が逃げる | 〇切れ味は鋭いが、荒っぽい使い方には気を遣う |
| 毎日のメンテ(ズボラ評価) | ◎「大体15度」の適当研ぎで一瞬でスパスパに蘇る | ✕研いでもすぐキレ味が落ちる(素材が柔らかいため) | △きっちり角度を守って研がないと本来の性能が出ない |
| 価格帯の目安 | 約28000円程度 | 3000円~5000円台 | 8000~15000円台 |
| 私の最終結論 | 【これ一択】食洗機×ズボラ運用で唯一生き残った「最強の包丁」 | 【却下】切れないストレスが勝つ | 【却下】私の「適当研ぎ」には合わない |
買う前の絶対条件は「食洗機OK」かつ「妥協のない最高の切れ味」でした。表の通り、その厳しいスペックを満たすのはこれしかなかったのです。
そして実際に使い倒した結果がどうだったかは、ここまで語ってきた通りです。
私のズボラな毎日と極上の切れ味を一生レベルで両立させてくれる最強の相棒は、これ一択になります。

コメント