絶対にサビないキッチンバサミを探しているなら、「そんなものは存在しない」と諦めた方が良いでしょう。
結論からいいます。どんなに「サビない」と謳われているハサミでもサビます。私が購入した「川端滝三郎商店のキッチンバサミ」はサビに強い素材で、刃自体は無事ですが、水が溜まるジョイント(ネジ)部分がサビます。
このサビを防ぐには、毎回ハサミを分解して、布巾で水気を一気に拭き取るしかありません。しかし、そんな面倒なことをできる人は、このページを閉じてください。この記事は、以下のような「ズボラな私やあなた」に向けて書いています。
- 使い終わったハサミをシンクに一晩放置しがちな人
- 分解してそのまま食洗機に入れたい人
- 「絶対にサビない」ことより「切れ味」を優先したい人
まめごろう毎回拭きあげるなんて絶対無理!3年使って気づいた最終結論を教えるぞ!
サビないことだけを優先して、切れ味の悪いハサミで妥協するのは止めましょう。圧倒的に切れる「川端滝三郎商店のキッチンバサミ」を使い倒し、もしサビたら「サビを簡単に落とす、サビ取り剤」でリセットする。これがズボラがたどり着く最終結論になります。
キッチンバサミの素材別「切れ味×サビ」比較
まずは客観的なデータを見ていきましょう。各素材の現実的なメリット・デメリットをまとめました。
| 素材・運用法 | 切れ味(硬いもの) | 刃のサビにくさ | 結合部のサビにくさ | メンテナンスの手間 |
|---|---|---|---|---|
| セラミック | 刃こぼれ注意 | 絶対サビない | 絶対サビない | 放置OK |
| ステンレス(分解式) | 引き切り最強 | サビにくい | すぐサビる | 食洗器放置だとすぐサビる |
| 【推奨】川端滝三郎商店のキッチンバサミ | 引き切り最強 | サビにくい | サビても簡単に落とせる | たまに塗布するだけ |
セラミックの「絶対にサビない」という安心感は魅力的ですが、分厚い肉や硬いブロッコリーの茎を切るたびに「切りにくいな」と感じてしまい、どうしても性に合いませんでした。切る素材を選びたくない私は、タフさと「引き切り」の快感を優先し、「川端滝三郎商店のキッチンバサミ+サビ取り剤」のハイブリッド運用に行き着きました。
柔らかいトマトも太い茎も問題なし
本来このハサミは「サビに強いオールステンレス」と謳われています。しかし、食洗機に入れてジョイント部分がサビた時は「騙された!」と思いました。
それなのに、なぜ私が今でもこのハサミを手放せずにいるのか?理由は単純で、切れ味が良いので、もう他のハサミには戻れないからです。
下の動画を見てください。硬いブロッコリーの太い茎やアスパラはもちろん、普通ならグチャッと潰れてしまう「柔らかいトマト」すら、まるで包丁のようにスッと切れます。
なぜトマトが潰れないの?分解して分かった「3つの理由」
普通のハサミなら潰れてしまう柔らかいトマトでもなぜ簡単に切れるのか?それは、このハサミには分解して初めて分かる、以下の「3つの理由」があったからなのです。
①掴んで切る「ギザ刃×直刃」のハイブリッド


写真を見てください。実は上下の刃の形が違い、上の刃には細かなギザギザ(セレーション刃)が付いています。このギザ刃が滑りやすいトマトや肉を「ガッチリ掴んで逃がさない」役割を果たし、下の刃が「スパッと切り裂く」のです。
②支点のズレが生み出す「引き切り構造」


写真のジョイント部をみると、刃の中心ではなく上にズレた位置に支点があるのが分かると思います。この「支点のズレ」のおかげで、ハサミを閉じた時に下の刃が長く機能するのです。
上からバチンと押し潰すのではなく、刃が手前にスライドする「引き切り」の動きが自動的に生まれるため、食材が潰れずに切れるというわけです。
③力が逃げない「ステンレス板の分厚さ」


横から見た写真になりますが、分厚いステンレス板で作られていることが分かると思います。
この厚みがあるため、分厚い肉を切る際もハサミが「たわむ」ことがなく、握った力が刃先まで確実に伝わるのです。
これらの効果のおかげで、普通なら潰れてしまう柔らかい野菜から、ハサミが負けてしまう分厚い肉まで、料理の時短レベルが上がります。



ただ刃が鋭いだけじゃなくて、勝手に引き切りしてくれる構造がヤバいんだよね。
最大のメリットは「家焼肉」が劇的に楽しくなること
そして、私がこのハサミを買って「一番良かった!」と思っているのが、家での焼肉です。
ホットプレートに分厚い肉をドン!と乗せて、焼きながらハサミで切り分ける。焼けたお肉の香ばしいにおいの中で、分厚いステーキ肉が「ジョキ、ジョキ」と簡単に切れていく感覚が堪りません。
キッチンバサミが、単なる「下ごしらえの道具」から、「食卓を盛り上げる道具」に変わった瞬間です。
ただし、「豚バラ」と「にんじん」は包丁を使いましょう
いくら切れ味が良いとはいえ、なんでも切れる魔法の道具ではありません。ダメなものはダメだったので、正直に伝えます。
まず、脂身の多い豚バラブロック。切れないことはありませんが、刃が肉に食い込む感覚があり、思ったより力が必要でした。
そして、もう一つがにんじんです。
切れ味自体は問題ありませんが、切った瞬間ににんじんの端が勢いよく吹き飛んでいきます(笑)硬くて厚みのある野菜をハサミで「挟み切る」と、どうしても圧力で弾け飛んでしまうみたいです。
後で床に落ちたにんじんを拾うくらいなら、最初から包丁を使った方がマシだと感じました。



ガチで彼方へ飛んでいったからな。硬くて厚みのある野菜はおとなしく包丁を使おう(笑)



キッチン道具の使い分けが大事やな!
どうせ包丁を使うなら「切れる」×「食洗器対応」
「じゃあ、ハサミが苦手な厚い肉や硬い野菜はどうやって切る?」という答えですが、さすがに1つしかありませんよね(笑)
それはもちろん「包丁」です。ただし「食洗機で洗える」というズボラ要素を保ったまま、圧倒的に切れる包丁が最適解です。
私が愛用しているのが、このほんまもんの「高級食洗機対応包丁」です。ハサミでは力が要った分厚い肉も、勢いよく吹き飛んでしまったにんじんも、この包丁なら「スッ…」と切れます。
基本の時短はキッチンバサミが最強です。ハサミが苦手な硬い食材、分厚い肉だけ、この食洗機対応包丁を使う。これがズボラな私のキッチン道具の使い分けになります。詳しくは以下の記事で詳しく語っています。


川端滝三郎商店のキッチンバサミは「すぐサビる?」3年使った正直な感想
Amazonなどのレビューを見ていると、「勝手に外れて危ない」「1日でサビた」というネガティブな声が目につきます。なので実際にこのハサミを3年間、ほぼ毎日使用した私の見解を伝えます。
悪評①「分離しやすくて危険」は違うと思う。食洗機ユーザーには便利な機能



使っている最中に分離して危ない!
という口コミを見ました。しかし、私は普通に食材を切っていて外れたことは、3年間ありませんので心配しなくて大丈夫です。
なぜなら、このハサミは「最大限まで開いた状態」でないと、外れない設計になっているからです。
動画でも説明していますが、普通に切っている角度では、いくら引っ張っても絶対に外れません。しかし、最大限まで開いた状態にすると、上に軽く引っ張るだけで簡単に外れます。使用中にハサミを全開で開くことはありえないため、外れる危険性は0と言えるのです。
むしろ、この「使用中は絶対に外れないのに、洗う時は一瞬で外せる」ギミックこそが、最大のメリットになります。
最大限開いて、ハサミを外して、食洗機にセットする。この手軽さが本当に便利です。



刃が重なっている部分も綺麗に洗えるから、衛生面も安心なんだよね♪




ただし、食洗機にセットするだけとはいえ、これだけは守ってほしいルールがあります。それは食洗機に入れる前に「サッと流水で汚れを落とす(予洗い)」ことです。洗剤を使う必要はありません。


予洗いを怠ると、食洗機の残菜フィルターにゴミが溜まり、食洗機の悪臭や、故障の原因になって余計にコストがかかってしまう可能性があります。


悪評② 結合部はサビやすい
これについては「事実」です。特に結合部(ジョイント部分)はサビやすいです。


刃の部分がサビているのは見たことがないのに、ジョイント部分だけは見事にサビます。


でも、先ほど見せた切れ味と、食洗機にブチ込める手軽さを前にすると、「まあ、これくらいは大目に見るか」と思ってしまいます。
サビ取り剤があれば、簡単にサビを落とせるのでそこまで気にしていない
「サビにくい」と謳っているハサミだったので、正直残念な気持ちにもなりましたが、結合部以外は確かにサビにくい。ので半分は当たっていると大目に見ています。
ただ、この結合部のサビも以下に紹介する「サビ取り剤」があれば簡単に落とせます。


ただし、サビ取り剤を使う前に用意して欲しいものがあります。


パッケージの裏面にもある通り「保護手袋」「保護眼鏡」「マスク等」の着用が指示されています。液が皮膚に付いたり、目に入ったりすると危険なので下の写真のように、必ず用意しましょう。


これは私がいつも着用している「三種の神器」になってきます。
- マスク:薬剤のニオイや飛散を防ぐ。家にあるマスクで大丈夫です。
- 使い捨てニトリルゴム手袋:薬剤が直接手に触れるのを防ぎます。使い捨てなので清潔。
- 保護ゴーグル:万が一の液跳ねから目を守ります。
特にゴム手袋とゴーグルは、1セット持っておくと、キッチン周りの強力な洗剤を使う際にも重宝します。私が愛用している、おすすめの2点を紹介します。
自分に合うサイズが選べる。使い捨て、大容量ニトリル手袋
薬剤から手を守るために必須なのが、このニトリルゴム手袋になります。
この手袋はSS、S、M、Lの4サイズから選べます。自分の手にピッタリなサイズを選べるので、今回のハサミのような細かい道具のメンテナンスもストレスなく行えます。更に100枚入りと大容量なので、ガンガン使い捨て出来るのも、嬉しいポイントです。
液跳ねから目を守る。隙間なくガードしてくれるのが良い
目に液体が入ったら本当に怖いので、絶対に守りましょう。
一番いいなと思ったのが、目元を隙間なくガードしてくれている点です。万が一サビ取り剤が飛んできても、これなら心配いりません。視界もクリアで、作業の邪魔にはなりません。



準備万端ですか?じゅあ、ハサミのサビを取っていきましょう♪
サビ取りの3ステップ
使い方は簡単。以下の3ステップをするだけです。
- サビている結合部に直接塗る
- 2~3分放置する(サビと反応して紫色に変わる)
- 水でサッと洗い流す








見ての通り、綺麗にサビが取れました。このサビ取り剤があればこそ、サビに怯えることなく、強力な切れ味のキッチンバサミを気兼ねなく使い続けることができます。
【Q&A】3年使った私が、キッチンバサミのサビ対策の疑問に答えていきます。
- キッチンバサミのネジ部分はなぜサビやすいのか?
-
答えは単純で「水が溜まりやすいから」です。刃は無事でも、繋ぎ目からサビが発生するケースが殆どです。
- サビ取り剤は食品に使うハサミに使っても平気なのか?
-
今回使ったのは中性のサビ取り剤です。サビ落とし後にしっかり流水で洗い流せば問題ありません。心配な方は台所用洗剤を使うとよいと思います。
【まとめ】サビないハサミは存在しないのだから、妥協点は認めつつ、切れ味と食洗機対応であることを優先しよう
3年使ってきた私の結論は「サビ取り剤」を用意して、「川端滝三郎商店のキッチンバサミ」の切れ味と食洗機対応である利点を最大限活用する、です。
このコンビで、あなたのキッチンライフを快適にしましょう。買ったのなら、絶対焼き肉しましょうね(笑)












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